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イメージ通りの暖簾を製作するコツ

両面刺繍(染め抜き風)について

京都のれん株式会社にはさまざまな技術を用いた商品が
多数用意されていますが、その技術の一つに
両面刺繍(染め抜き風)と呼ばれるものがあります。

両面染め抜き風刺繍

これはのれんに採用されている特殊な技術で、
今まで存在しなかったといわれています。

この手法を用いることで、今までの染色や印刷などでは
表現が困難とされる凹凸デザインのロゴや屋号など、
独自性を持つアイテムを作り演出できるようです。

刺繍をつかったものは文字およびイラストなどが
立体的に浮き上がり、奥行き感も演出できるので
それを見る人に対して強い印象付けができるメリットを持ちます。

刺繍で作り出すおしゃれなのれん、使用する糸は
耐久性が非常に高くて汚れが付着しにくく、
長期間使いたいときにも役立つ存在になってくれる、
このような魅力を持つレーヨン(人絹)です。

金銀の両面刺繍といったことも可能になるのですが、
刺繍を作るためには職人さんの技術が欠かせません。

さらに、製作には職人技が欠かせないとされる
専用のミシンが使用されるのも特徴の一つ、
ミシンを使って作り出す作品は一つ一つ丁寧に作り上げる、
同じように見えても全く違った作風に仕上がるので
一点ものといっても過言ではありません。

暖簾用の生地はすべて刺繍が可能

京都のれん株式会社では、この会社が取り扱っている
暖簾専用生地に刺繍が可能となっています。

また、約1,000種類の糸から好みの色を選んで
刺繍を施せるので、おしゃれなものはもちろん
金色や銀色の糸を使えば、金銀の両面刺繍も可能にしてくれます。

金銀の刺繍

金色や銀色は豪華さをアピールできるカラーですが、
家紋を作品に入れたいときにも豪華さを演出できるのではないでしょうか。

ちなみに、刺繍には全く弱点がないわけではなく、
製作したものを裏返すと裏側があまりきれいになっていない、
このようなデメリットが存在します。

女性などの場合、子どものころや若いころに
刺繍を行ったことがある人も多いかと思われますが、
表側はとてもきれいに仕上がるけれども
裏側は糸が入り混じり、おしゃれとは言い難いものになりがちです。

もっとも、裏側は隠しているので見栄えなどが悪くても
構わないわけですが、のれんの場合は表はもちろん
裏側もありますので、きれいになっていることが重要です。

京都の職人さんは両面に模様を施すことも可能にする
技術を持つなどから、このような職人さんとタッグを組むことで
表と裏に家紋を入れた暖簾を作ることもできるといわれています。