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イメージ通りの暖簾を製作するコツ

オリジナルのれんのフォント候補「東京メトロのFrutiger」

Frutigerは、フォントデザイナーのアドリアン・フルティガーによって
製作されたサンセリフ体書体で、1968年にフランスのパリにある
シャルル・ド・ゴール空港で案内標識のデザインを依頼されたのが始まりで
日本国内では東京メトロでも構内の案内板や時刻表などでも採用されています。

サンセリフとは「セリフの無い」という意味で、ここでのセリフとは
日本の習字で言うところの文字の線の端に描かれている「はね」や
「とめ」を表しています。

それらのセリフは書体としては正しいものの、遠くから見たときは
細かな文字を見分けるのは難しいケースがあります。

そこで、フルティガーはこのセリフを省くことで、シンプルで
より見やすくするアイデアを思いつきました。

より見やすく

フルティガーは当初は自身が作成したもうひとつのフォントのユニバースを
提案する予定でしたが、より利用目的に相応しいサンセリフ体書体の
Frutigerを製作して提案したところ、シャルル・ド・ゴール空港での
採用が決まりました。

このフォントの見やすさは瞬く間に大評判となり、1976年には世界的に有名な
ドイツのフォントベンダーのライノタイプから一般向けに販売されるようになりました。

このフォントをオリジナルのれんに採用すれば、遠くからでも
アピールできること間違いありません。

オリジナルのれんのフォント候補「JRのHelvetica」

Helveticaは1957年にスイス人でフォントデザイナーの
マックス・ミーディンガーとエドゥアルト・ホフマンによって
開発されたサンセリフのローマ字書体です。

名称の由来は、スイスをラテン語で表したHelveticaから来ており、
デザイナー2人のアイデンティティが込められています。

1983年にはステンペル社によって改訂版が製作され、55ローマンを基準に
さまざまな太さ、スタイルが用意されており、利用シーンに合わせて
選択することができます。

シーンに合わせて

落ち着いたデザインでありながらもインパクトがあり、出版や広告の世界で
幅広く利用されているほか、パソコンのマッキントッシュのOSに
標準装備されたり、スマートフォンのiPhoneのiOS8以前までは
システムフォントとして採用されています。

日本国内では、1964年の東京オリンピックで採用されたのをきっかけに
普及し、後に分割民営化されたJRが採用して案内板や時刻表などを
利用する多くの通勤、通学客に役立てられています。

このような世界中で採用実績のあるフォントをオリジナルのれんで
使用すれば、見慣れたフォントだからこそ内容を的確に伝えられるだけではなく
親しみを持ってもらえるに違いありません。